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ホームレスになけなしの550円を差し出され、助けられた女子学生の恩返し

英レイランド在住のドミニク・ハリソン・ベンゼンさんは、プレストンからタクシーで帰宅しようとした際、銀行のキャッシュカードを紛失したことに気がついた。その時手元にまったく現金を持っていなかった彼女が途方に暮れていたところ、何とホームレスの男性が近寄って、なけなしの3ポンド(約550円)を差し出したという。

 「これで家に帰れるかな?無事に家に帰れるといいね」。
と言いながら・・・

大学院でアパレルのマーチャンダイズを学ぶドミニクさんはその申出を断ったが、ホームレス男性の心遣いにいたく感動したという。

 なんとか彼を助けることができないか?と考えを巡らせた。翌日、フェイスブックにこの出来事を投稿してみたところ、この男性、7か月前からホームレス状態となっており、他にも様々な人助けをしていることが判明した。“ロビー”と呼ばれているこの男性は、落とした財布を持ち主に返したり、凍える人にマフラーを使うよう申し出たり、大勢に手を差し伸べていたのだ。

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そこでまず、ドミニクさんは、ロビーさんへの感謝の気持ちを込めて、24時間ホームレス状態で過ごした。その上でロビーさんの宿泊場所のための寄付を募るプロジェクトを行うことを決めた。

 「彼は何が悪いというわけではないのに7ヶ月間もホームレス生活を強いられています。家がなく、住所不定のために仕事を見つけることができないんです。彼の生活がいかに大変で困難なものかを知ってもらうため、私はネットを介して24時間、自分がホームレスを経験している時の状態を知ってもらいました」。

 彼女はロビーさんが自身にしてくれたように1人3ポンド(550円)の寄付を募っている。これをロビーさんが安全で暖かい生活を送れる家を借りられる為のささやかな資金とするのだ。
 

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この呼びかけは反響を呼び、開始後24時間で目標の50パーセントにまで到達することができた。(現在はすでに目標金額に達している)。思いがけない反響の大きさで、彼女も驚いているという。ザ・ストーン・ローゼズのイアン・ブラウンが自身のツイッター上で支援を呼びかけるというサプライズもあったそうだ。

 「みんなの小さな親切が集まれば、誰かの人生を大きく変えることができる。路上で暮らしていたロビーさんを安全で暖かい場所へと導くことができることを実感した」。ドミニクさんはそう語った。



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